独学におすすめ!英会話が身につく学習本7選

英語学習を始めようと思ったら、いろんな方法がありますよね。英会話スクールだけでなく、最近はオンライン学習でリーズナブルに学ぶこともできるようになりましたが、できるだけ費用をかけずに習得したいということであれば、やはり何といっても独学です。でも、独学では良い勉強方法が分からないという方も多いでしょう。そこで今回は、独学におすすめの英語教材をいくつかご紹介します。自分の目的や好みに合った教材を使って英語力をつけていき、ステップアップしていくといいでしょう。

独学におすすめの英文法教材はコレ!

●中学3年間の英文法を10時間で復習する本

日常英会話で使われる文法は、とてもシンプルです。実は、義務教育の中学3年間で教えられる文法をしっかり身につければ、一般的に必要と言われる文法はほぼマスターできる……と言われているほど。この本は、その中学3年間で習う英文法をたったの10時間で復習できるものなので、「授業で教えられたところはきちんと覚えていたはずなのに、ほとんど忘れてしまった」という人には特におすすめです。一度しっかり学習したことがあるなら、わりとスムーズに思い出せるので、最初から新しいやり方で学ぶよりも効率的といえるでしょう。中学英文法のキモを凝縮したこの一冊で、基礎固めをしてください。

●基礎からの新々総合英語

基礎の基礎から解説されているので、英語初心者におすすめ。独学で疑問に思ってしまう点や注意点が豊富に記載されています。混乱しがちな現在完了形や比較なども図を用いて解説してくれているので、具体的にイメージしたが理解を深められるのも嬉しいところ。また、文法についてだけでなく、学んだ文法をどのように使えば良いのかという部分をフォローできる練習問題もあわせて掲載されているので、実践で使える英文法を身につけることができるでしょう。

独学におすすめのスピーキング教材はコレ!

●どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

英語学習はそこそこ進んでいて、文法や英単語などの知識は一通りあるのに、簡単な英文さえとっさに口にできない……というような人におすすめの本です。文型ごとに中1・中2・中3のレベルに分けて付属のCDと一緒にトレーニングしていく構成となっています。書くのではなく口にするというトレーニング方法なので、この本でしっかりと学習すれば、独学でもきちんとした文法で話せるようになるでしょう。

●英会話1000本ノック[入門編]

難しい単語やフレーズをどんなにたくさん覚えても、自分のこととして言えなければ使える英語にはなりません。この本は、とりあえず英語を発することに抵抗をなくすための英会話本です。やさしいシンプルなフレーズをオウム返しで覚えながら、スピーキング力を上げていけます。CDの基本構成は「質問」「ポーズ」「模範回答」の順番で収録されているので、ポーズの部分で時間内に自分なりの会話返答を考えるトレーニングになります。

●英会話・ぜったい・音読 【入門編】

「同時通訳の神様」として知られた著者による、「使える英語を身につけるには、体内に英語の基礎回路を作ることが大切だ」という考えのもとに構成された教材です。3か月間の音読実践トレーニングプログラムで、掲載されている12レッスンの英文は、中学1、2年生用の英語の教科書から選択したもの。中学英語を完全に習得すれば「使える英語」が身につくと言われていますから、この本でまじめにトレーニングすれば、独学でも確実に英語の実力を上げていけるでしょう。

独学におすすめのリスニング教材はコレ!

●英語のリスニングは発音力で決まる!

「リスニングを短期間で伸ばしたいのなら、英語を正しく発音する方法を身につけたほうがグンと効果的」という発想によるトレーニングを掲載した本。1日20分、12日間の効果的なトレーニングで「英語の口」と「英語の耳」を作ります。毎日続けて、リスニング力をアップしていきましょう。きれいな発音を訓練することが、英語耳を鍛えることにもなり、結果的にリスニング力の向上につながります。

●ゼロからスタート リスニング―だれにでもできる英語の耳作りトレーニング

この本では、日本人にとって特に聞き取りにくい英語の音に関する特徴が、10項目に分けて解説されています。「自己紹介」「ショッピング」「空港」など具体的なシチュエーションに対応できる語彙や言いまわしもカバー。簡単な単語、短文を経て長文リスニングに挑戦する段階的なトレーニングです。何度も繰り返し聞いて聞こえるようになるのが楽しいので、最後までやり遂げることができるでしょう。特に、「英文を読むのは得意だけれど、音だけになると難しい」という人にとっては、シンプルな文章でリスニングのトレーニングができるので、ぴったりの教材と言えるでしょう。